立花はつみ | 株式会社ライクバード : 株式会社ライクバード

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MEMBER INTERVIEWメンバーインタビュー

立花はつみ

総務経理

はじめに、ライクバードでの立場とお仕事について教えてください。

立花:会社の総務・経理全般を担当しています。

 

ライクバードに参画した経緯を教えてください。

立花:以前働いていた会社に、ライクバード代表の片岡が取引先として関わっていました。私は当時も総務・経理を担当していたのですが、お茶を出す時に挨拶するくらいの間柄でした。その会社で産休を取ったのですが、復帰しようと思った矢先の育休中に、「会社がなくなることになった」と連絡を受けました。何とかその会社の関連会社に移って仕事に復帰できることになったのですが、生後半年の子どもを保育園に預けて仕事をするというのは想像を絶する大変さでした。

聞き手:どのようなことがあったのでしょうか。

立花:何しろ一週間何事もなく終わる、ということがありませんでした。ある時、子どもが病気にかかって1週間入院することになり、私も在宅療養期間を含めて2週間仕事を休まなければならなくなりました。仕事に穴を開けることそのものよりも、病気を悪化させて入院までさせてしまったという後悔がきっかけで、仕事の仕方を変えることを考えだしました。仕事を辞めてしばらくは育児に専念するか、悩んだのですが、在宅でできる仕事が何かないか・・・と考えていた時、ちょうどライクバードが総務・経理担当を募集しているという話を聞いたのです。

聞き手:グッドタイミングでしたね。それで、すぐにライクバードに入社したのですか?

立花:最初は業務委託として入りました。その後、アルバイト契約になり、今は時短社員です。

聞き手:ずっと業務委託ではなく、社員として参画することになったのはなぜでしょうか。また、業務委託から社員になって何か変わったことはありますか。

立花:代表の片岡の考え方に共感できる部分があったからです。片岡自身、仕事だけでなく、家族などのプライベートも全力で大事にするという働き方をしており、そういう働き方や考え方に共感し、よりしっかり関わりたいと思うようになりました。仕事の内容が総務・経理ということもあり、社員になってからは会社の数字や経営についても意識するようになり、会社の一員という意識が一層強くなりました。

 

ご自身の、ライクバードでの働き方は、どのような感じでしょうか。

立花:普段はフルリモートワークをしています。日中は子どもを保育園に預けているので、午前中から夕方までは集中して仕事をするというスケジュールです。郵便物の受け取りなどで月に1〜2回くらいはオフィスに出社します。

聞き手:郵便物やFAXなど紙媒体でやりとりが必要な取引先もあると思いますが、出社は月1〜2回で足りるのでしょうか。

立花:はい、大丈夫です。確かに、FAXでやりとりが必要な取引先などもありますが、できるだけ書類はクラウドサービスを利用して管理し、お客様とも電子でやりとりするようにしています。

聞き手:前職で働き方に疑問を感じたということでしたが、現在の働き方はいかがですか。

立花:オンとオフをはっきりさせよう、ということは意識しています。日中、子どもがいない時間は仕事に専念します。それでも、今は通勤がないので、同じ時間仕事をしても2時間近くは浮く計算です。前職の時は、朝早く起きて、子どもを送り出して、食事の用意、自分の出勤支度もあるし、仕事が終わって帰ってきても、子どもをお風呂に入れて、食事を作って食べさせて・・・と常に忙しく、本当に寝る間もありませんでした。自分の時間で何かしたいと思えば睡眠時間を削るしかなく、体力を消耗していました。ライクバードではフルリモートワークなので、睡眠時間を確保できてとても良いです。

聞き手:リモートワークの良いところを存分に享受されていますね!

立花:はい。しかもライクバードでは、リモートということだけではなく、状況に応じて柔軟に対応してもらえるので、子育てしながらでも仕事がしやすいです。コロナで保育園が長期休園になった際は、普段の勤務時間にとらわれず、子供が寝ている時間や、土日で夫の手を借りられる時間に稼働させてもらいました。打合せの実施時間も大いに配慮していただき、本当に助かっています。何より、何かあればいくらでもカバーするよ、という配慮の空気が周りのメンバーにあるので、同様の働き方がしたい人も安心して働けると思います。

聞き手:会社のメンバーとはどのようにコミュニケーションを取っていますか。フルリモートワークだとコミュニケーション不足に陥ることはないのでしょうか?

立花:私は総務・経理担当なので、社内で主にコミュニケーションを取る相手は代表の片岡です。ディレクターやエンジニアとは定期的な接点がないので、多忙度などが分からず、その状況は解消したいという話が出ています。現在バーチャルオフィスの導入を検討しています。リモートワークは自分の作業に集中でき、体力や時間的な余裕を確保できる点がメリットですが、相手の姿が見えないので状況がわからないというデメリットもあると思います。

聞き手:会社の福利厚生はどうなっていますか。リモートワークということで、通勤費はないと思いますが、在宅勤務の手当などはあるのでしょうか。

立花:福利厚生については、社員の要望を聞きながら拡充して行っている段階です。例えば、社員の積極的な学習を促すため、書籍購入費用については会社に申請してよいことになっています。また、緊急事態宣言をきっかけに会社全体がフルリモートになった時、社員から、在宅勤務で腰痛になってしまったので椅子を買いたいという申請がありましたが、それも必要経費として精算しました。仕事に必要なものは、申請があれば経費精算できるか検討するというスタンスです。

聞き手:仕事の上で苦労されていることはありますか。

立花:健康診断の手配は大変でした。社員が住んでいる場所がばらばらなので、各社員の居住地の近くで健康診断を受診できる病院を探し、予約を取りました。病院によって予約方法や支払い方法がそれぞれ違うため手間がかかりました。他にも、総務・経理の仕事では自分としては初めて取り組む内容が結構あり、試行錯誤の毎日です。例えば今年は助成金の申請に初めて取り組みました。

聞き手:仕事の内容も多岐にわたり、負担が大きいでしょうか。

立花:大変なこともありますが、新しいことをもっとやってみたいという気持ちの方が強く、楽しいです。限られた仕事時間の中で、どうしたら効率的に作業ができるかなどを考えて工夫するのも楽しいです。例えば、今までのフォーマットを変えたらもっと使いやすくなるので変えてみよう、など自分なりに効率化の工夫をしています。会社は、社員が何かやってみたいという気持ちを全面的に応援してくれるので、前向きにチャレンジができていると思います。

聞き手:プライベートではまっていることや好きなことは何でしょうか。

立花:読書や旅行が好きです。全然知らない街に行って、ひたすら歩く、散策というのでしょうか、それをよくします。電車に乗って、初めての駅で降りて、目的もなく歩き回るというのが好きです。最近は、自分の住んでいる街で通ったことのない道をわざと通って、不思議なものを見つけたりして楽しんでいます。降りたことのない駅がない、というのが目標です。秘境駅と言われる場所にも行ってみたいです。

聞き手:独自視点の素敵なご趣味ですね(笑)

 

ライクバードはこれからどうなっていくのでしょうか?

聞き手:会社の拡大や新分野へのチャレンジなど、今後に向けた方針や取り組みがあれば教えてください。

立花:売上はできるだけ伸ばして行けたらと思っています。それに伴い人数も増やしていくことになると思います。規模が大きくなっても、メンバーが多様な働き方で関われる会社であることは維持し続けたいし、変わらないでほしいと思っています。代表の片岡も、「海外在住のメンバーも増やしたい」と言っていますが、住んでいる場所やライフスタイルの事情にかかわらず、様々な人に参画してもらえるのではないかと思います。

 

今後、どのような方にライクバードに参画していただきたいですか。

聞き手:また、入社を希望する方へのメッセージがありましたら、お願いします。

立花:会社の理念に共感できる人です。仕事だけでなく、プライベートにも全力投球できる人や、スキル向上などの学ぶ意欲が貪欲な人、現状で満足しない人には、全力で応援してくれ、チャレンジの機会を与えてくれる会社だと思います。

(インタビュー実施:2021年3月)