
MEMBER INTERVIEWメンバーインタビュー
T.F.
ディレクター
はじめに、ライクバードでの立場とお仕事について教えてください。
Fさん:ディレクターです。現在はディレクターのKさんと二人で案件を担当しています。
ライクバードに参画した経緯を教えてください。
Fさん:前職は、実はお店をやっていました。前々職を辞めて独立し、コワーキングスペースを始めたのですが、オープン時期が新型コロナウィルスで最初に緊急事態宣言が出される直前で、始めたものの全然お客さんが入らず、わずか5か月で閉店することになってしまいました。それで、次の仕事をどうしようかと思っていた時に、前々職で知り合っていた舘野さんとディレクターKさんが声を掛けてくださり、ライクバードに入ることになりました。その時は、ディレクターKさんもわざわざ東京まで会いに来てくださって、ありがたかったです。
聞き手:いきなり衝撃的なお話でした。どんなコンセプトのお店だったのでしょうか。
Fさん:私はたばこが好きなのですが、今は条例で喫煙場所が減ってしまったので、喫煙もできるコワーキングスペースというコンセプトで始めました。
聞き手:どんなたばこがお好きなのですか。
Fさん:普通の紙巻から、手巻き、電子たばこなど幅広く好きです。電圧や抵抗値を測るなど、自分でセッティングのできる電子タバコがあるのですが、もともと機械が好きなこともあり、調整を楽しんでいます。熱の加え方によって煙の出方やたばこの濃さや味も変わるんです。
聞き手:奥深い世界ですね。お店をやっていた経験が今の仕事に活かされている部分などはありますか。
Fさん:接客の部分だと思います。まずは人と話をして仲良くなったり、相手が話しやすい雰囲気を作ることなどを身に着けたと思います。
ご自身の、ライクバードでの働き方は、どのような感じでしょうか。
Fさん:毎朝、お客様とエンジニアとオンラインミーティングをして、エンジニアに対して当日の仕事の割り振りと、お客様とのすり合わせを行います。日中は調整が発生した作業の組み替えなどを行います。業務時間的には、9時から19時の範囲で仕事をして、間で自分の空きそうなタイミングで2時間の休憩をとっています。
聞き手:お仕事の負荷はいかがですか。
Fさん:時間に関しては、通勤や移動がない分、楽で調整がきくので良いです。仕事内容という意味では、自分のシステム開発の知識が不足していて、エンジニアの言っている内容が理解できなかったりして、教わったり調べたりしながらやっていることもあるので、もっと経験を積んで勉強しなければと思っています。
聞き手:ディレクターはどのような役割なのでしょうか。
Fさん:お客様とエンジニアの間に立って業務をスムーズに回すということはもちろん重要な役割ですが、それ以上に、皆が楽しくモチベーションを持って仕事に取り組めるように支援することが大事だと考えています。メンバーが楽しくモチベーションを持って取り組めれば、仕事のパフォーマンスが上がり、成果も上がります。そういう環境を作ることが大切だと思います。
聞き手:そういう環境を作るために何か工夫されていることはありますか。
Fさん:業務以外のことでもエンジニアに積極的に声掛けをしています。最近調子が良くなってきているねとか、週末はどう過ごしていたか聞くなど、他愛ない雑談をします。エンジニアとのコミュニケーションが滞ることは、プロジェクトのボトルネックにつながりがちだと思うので、スキマ時間の雑談を大切にして、普段からよくコミュニケーションを取るようにしています。
聞き手:ディレクター同士のコミュニケーションはいかがですか。
Fさん:現在一緒に案件を担当しているディレクターのKさんとは前々職でも一緒に仕事をしていたことがあるので、信頼関係ができており、仕事がしやすいです。
聞き手:話は変わり、プライベートはどのように過ごされていますか。
Fさん:自宅にたくさんストックがある様々なたばこを楽しんでいます。他には、バーベキューが好きなのですが、コロナ禍で人と会えないので、一人で火を起こしてバーベキューをよくしています。夏は屋上でしていましたが、冬は換気を徹底的に良くして室内でもやります。
聞き手:BBQでは何を焼くのですか?どのくらいの頻度でやっているのでしょうか。
Fさん:ウインナー、キノコ、肉などです。お酒と一緒に楽しんでいます。頻度は2週間に1回くらいです。
聞き手:窓を開けて換気しながらやるのは、冬は寒いのでは?
Fさん:ダウンジャケットを着て、ストーブをつけたりしながらやっています。火を焚くので少し暖かくなります。
ライクバードはこれからどうなっていくのでしょうか?
聞き手:会社の拡大や新分野へのチャレンジなど、今後に向けた方針や取り組みがあれば教えてください。
Fさん:ライクバードに入ってまだそれほど時間が経っていないので、今後の方向性については把握できていない部分もありますが、会社は大きくなって行ってほしいと願っています。私自身は、人に関わる業務が好きなので、この仕事を続けて行きたいと考えています。
今後、どのような方にライクバードに参画していただきたいですか。
聞き手:また、入社を希望する方へのメッセージがありましたら、お願いします。
Fさん:仕事を楽しめる人だといいなと思います。仕事の向き・不向きというのはあると思いますが。
聞き手:仕事の向き・不向きがあるというのは、どういうことでしょうか?
Fさん:これは前々職での経験なのですが、とてもやる気のある社員が入社してきて、私の部下になりました。やる気はものすごくあるのですが、仕事が要求する細かい部分などについて行けずミスを連発して、ついには退職となりました。せっかくやる気を持って取り組むのであればもっと向いている仕事に活かした方が良いと率直に伝え、本人も納得してくれたのですが、その経験を通じて、人はやる気だけではだめなんだと衝撃を受けました。自分に合わない仕事を続けていても、上手く行かず自分も周囲もつらくなってしまうので、周囲が適性を見出して、もっと合う仕事を見つけてあげられたらと思います。
聞き手:今後また同じような状況になったらどうしますか?
Fさん:その人に向いていることを、自分としても会社としても探してあげたいと思います。
聞き手:それを踏まえて、入社希望者へのメッセージをお願いします。
Fさん:先ほどと逆のことを言っているようですが、幅広くまずはどんな人でも来てみて欲しいと思います。自分の担当ではないことでも、今ない仕事でも、やってみたいという気持ちがあれば、意見を聞いてくれて尊重してくれる会社です。資格や才能などの理由で自分から壁を作ることなく、まずは来てみて欲しいと思います。
(インタビュー実施:2021年3月)